M1チップ(Apple シリコン)搭載MacでWindows10をつかう方法

 

コスパ最高マシン Windows10もサクサク動いちゃいます!

こんにちはSakiです。

今日は2020年後半にリリースされた Parallels Desktop for Mac with Apple M1 chip (Apple Silicon)​ の テクニカルプレビュー版とWindows Insider Preview ARM64 を使って 
M1 Mac Book ProでWindows10を動かしてみます。



2020年末にM1チップ搭載のMac向けのParallels Desktop for Mac with Apple M1 chip (Apple Silicon)​ プレビュー版がリリースされて MacRumorsが実際に動作確認の動画をUpしていました。

この動画の中ではWindowsの起動が不安定だったり、細々とした不具合が散見されていて

まだまだ実用には遠いんじゃないかなぁと思い見ていたのですが週末の空いた時間を使って 触ってみることにしました。

それではやってみましょう!Step by Stepで出来るように手順を用意しました。

※データ破損などに備えてMacのバックアップをお勧めします。 実際にやって発生した結果には責任は負えません!

用意するもの




Parallels Desktop for Mac with Apple M1 chip (Apple Silicon)​ のダウンロード

下記のリンクから テクニカルプレビュー版を入手します。


TRY TECHNICAL PREVIEWをクリック



ログインまたはユーザ登録をする

導入手順をよく読んで



Download をクリック


Save/ 保存をクリック
ダウンロードが始まります。


Windows 10 on ARM Insider Preview ​ のダウンロード

下記のリンクから インサイダープレビューを入手します。
※MicrosoftアカウントとWindows Insiderの登録が必要

ログイン後の画面はこんな感じ



Windows 10 Client ARM64 Insider Preview - Build 21286 をクリック


Save/ 保存をクリック
ダウンロードが始まります。


 Parallels Desktop for Mac with Apple M1 chip (Apple Silicon)​ のインストール

ダウンロードしたファイルを開いてインストーラを実行します。


インストール中

アプリケーションの許可に関しては適宜許可してください。
また利用規約に同意してください。

規約に同意



この画面が出たらインストールは完了


 仮想マシンのセットアップ

いよいよWindows 10 Client ARM64 Insider Preview をセットアップします。

Continueをクリック


Createをクリック

ID パスワードを入力して、Loginをクリック


ダウンロードページに記載があったキーを転記して
Activateをクリック


プログレスバーがいっぱいになるまで待つ

気がつくとセットアップ終了間近で ほんの数分で完了します。
Mini Setupが勝手に走ってる!!!


インストール完了


お疲れ様でした。
これでM1 Mac上でウインドウズが動きます!
Magicマウスの右クリックはWindowsには認識されないので普通のマウスを用意するか、タッチパッドを使うといい気がします。😂

ただしMicrosoft ストアアプリをはじめとしたいくつかのプリインストールアプリは動きません。(ARM向けに作られてるいるらしい。。。)

動作がおかしい場合は、一旦Windows Updateを適用することをお勧めします。







ちょっとわかるひと向けの話

内部で32Bitで動いていたりARMプロセッサ向けに最適化されていない一部のPowershell コマンドやCMDのコマンドは利用できませんでした。

また、x 64がARMで動きますが(魔法のエミュレーションにより)やはりアプリ上で (IsWoW64Process2)のような実行環境を認識するAPIで動作を制限するアプリやゲームはもちろん実行できませんでした。これはアプリ側の制限なので、しょうがないですよねw

Gameで言えばFall GuysやApex Legends などが挙げられます。Anti cheat絡みでNGとしてるんでしょうかね。。。
今後MacでWindowsゲームも夢じゃなくなってきましたね!

動作確認アプリについては別途記事にしようと思いますが、 steamがインストールできたのは驚きでしたね。







評価でよく使われる Get-AppPackage はOKでした。
また、dism /Online /Get-DefaultAppAssociations は問題なく実行できました。
Sysprepなどのマスターイメージ展開の際に使うようなコマンドなのであんまり使いませんけどね。。。
参考までにプリインストールアプリのARM64対応状況です。
当然ながら、エミュレーションの環境があるので、全てが対応する必要はありませんが参考情報として記載します。今後のUpdateで随時更新されると思いますので各自確認をお願いします。



こんな感じで、M1 Macで Windows10(ARM)が動く事がわかりました。
まだまだ職場などで常用出来るクオリティではありませんが、かなり完成に近づいているのではないかと思われます。

より完成度を高めるために ガリガリフィードバックを贈りましょう!
きっと開発者の役に立てるはずです!

とりあえずこんな感じでw






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