コスプレの併せや集合写真を撮影をする際の注意点まとめ



併せ撮影を撮りに行くとき

こんにちは倉田亜美です。1人以上で撮影する機会が最近増えてきましたので 併せ撮影時の考慮点やカメラの設定、機材を簡単にまとめたいと思います!
一人の個人撮影でも使える考え方もあるかもです。

1つ目、とにかく絞る!

撮影の意図があれば、別ですが…  隣の人がぼけてるとかピントが合ってない!だとせっかくの合わせが失敗の量産だと残念です。  場所にもよりますが、絞り(F値は8前後がいいです。)  APS-Cは8以上だと画質が悪くなってしまいますので、絞ってもF8ぐらいにとどめましょう。  可能であれば焦点距離が35㎜~50㎜程度でちょうど無限遠近くでフォーカスを合わせると   F5.6 (絞り過ぎなくて良い)ぐらいでも全体にピントを合わせることができます。   絞り解放で撮ってしまうと、全体的に眠い写真になってしまうことが多いので   ある程度絞って撮るのが無難です。

2つ目、シャッタースピードは下げすぎない!

これはまたあるあるですが、人数が増えるにつれて、全体の統率を撮るのが難しくなって   来ますし、一人一人と撮影のタイミングを合わせるのが難しくなります。   『撮りまーす3!2!1!カシャッ』でみんな静止してくれればいいのですが、   なかなかそれをするのが難しくなってきます。   写真のブレの大きな理由は、1つは手ぶれ、二つは被写体ブレと   大きく2つにわけることができます。   1つ目の手ぶれは、自分がシャッターを切った際に絶対にぶれないシャッタースピードや三脚に   カメラを固定することで解決しますが、2つ目の被写体ブレは 被写体が絶対に動かないように   していただくか、カメラのシャッタースピードを速くして被写体が動いても影響がない設定に   するしか解決方法がありません。 したがって合わせ撮影の場合は被写体ブレを考慮した   シャッタースピードにするしかありません。   (もちろん被写体になるべく動かないようにお願いはしますがね)

3つ目、作品背景はある程度抑えるべし!

これは撮影テクニックとは直接関係ありませんが、合わせの場合、キャラ同士の   組み合わせには注意が必要です。   作中の設定を無視したキャラ配置だったり組み合わせは敬遠される傾向があります。   作中で、敵同士だったキャラが手をつないで写るとかはあり得ないですよね!   こういうのキャラ設定関連で地震がないときはレイヤーさんたちに耳を傾けるのが   一番の対応策です。 逆にレイヤーさんたちがあり作中で得ない配置で並んでしまったときは   これって大丈夫なんだっけ??って聞くぐらいの勢いで 下調べしましょう!   意外と面白い作品に出合えるかもしれません!

4つ目、データは積極的に見せるべし!

これも撮影やカメラのテクニックとは直接関係ありませんが、 合わせ撮影の際には重要な   アクションの1つだと思っています。   定期的に見せてあげることで、撮影されているレイヤーさんの思いと実際の撮影結果の乖離   を最小限に抑えることができ、『これだとシンプルすぎるから、こう並ぼうか!』など、   思わぬところでいいアイディアが出る場合もあります。   何より ちゃんと撮ってもらえてる!!!ってレイヤーさんのテンションも上がり   一石二鳥です!

最後に

相手はただの被写体ではなく共同制作者っていうことを念頭に置いて撮影しましょう!   それだけで背中に感じる重荷は少し軽くなるはずです!
まとめ!  合わせ撮影の際は絞り解放で撮影せずにしっかりと絞りを絞って撮ろう。  シャッタースピードは被写体がちょっと動いても影響のないスピードで撮ろう。  絞ったうえでシャッタースピードを上げるのでISO感度が上がってしまいますが、  最近のカメラであればISO800ぐらいまでは余裕で使えるので 試してみてください!  付属の現像ソフト(DPP4)などでノイズ処理をすると割ときれいに現像できます。    作品の下調べやデータを途中途中で見せてレイヤーさんたちの求めてるものと実際のデータに大きな乖離が発生しないようにしてたのしい撮影にしましょう。
それではいい写真が撮れることを祈って!
以上!解散!

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